岩瀬9年連続2桁セーブ 大魔神に並んだ!

[ 2012年4月30日 06:00 ]

<中・D>10セーブ目を挙げた岩瀬(右)からウイニングボールを受け取る中日・岩田

セ・リーグ 中日3-0DeNA

(4月29日 ナゴヤD)
 3―0の9回に登板した中日・岩瀬が無失点に抑え、今季10セーブ目。プロ野球タイ記録となる9年連続2桁セーブとなった。

 2死一塁から中村にあわやホームランという大ファウルを打たれたが、最後は見逃し三振。「ファウルはファウル。あそこはホームランでも1点リードがあると思っていた」と百戦錬磨の守護神らしく振り返った。チームは2連勝でヤクルトと並んで首位に返り咲いた。5月6日までの9連戦では、DeNA戦が6試合組まれている。高木監督は「結果的に状態が良くないのは確か」と相手を分析。一つでも多く白星を稼ぎたい状況で、守護神の存在は大きい。

 ≪佐々木に並ぶプロ野球タイ記録≫岩瀬(中)が今季10セーブ目を挙げ、9年連続9度目の2桁セーブを達成した。シーズン10セーブ以上を9度は高津臣吾(ヤ)の11度、佐々木主浩(横)の10度に次ぐ歴代3位だが、9年連続は佐々木に並ぶプロ野球タイ記録になった。なお、期間中のセーブ合計は317で佐々木の227を大幅に上回っている。

 ▼中日・堂上直(5回2死満塁から3点目となる左前適時打。2試合連続打点)前の打席が敬遠で、打ちたい気持ちがいつも以上に強かった。

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2012年4月30日のニュース