雰囲気伝わってこないDeNA 8度目の完封負け 中日戦は5試合で1得点

[ 2012年4月30日 16:52 ]

セ・リーグ DeNA0―1中日

(4月30日 ナゴヤD)
 DeNAは借金10。点差はわずかに1点だが、中日相手に勝てる雰囲気が伝わってこなかった。

 7回に失点した場面は1死二塁から、鶴岡のパスボールで走者を三塁に楽々行かせた後に、高めに浮いた球を代打の堂上剛に痛打された。ミスが絡んでの失点は毎試合といっていいほどみられ、接戦に持ち込んでも試合を落とすケースが目立つ。

 攻撃でも3回、鶴岡の二塁打で無死二塁としながら、ジオが送りバント失敗でチャンスをつぶし、以後は山本昌の術中にはまり無安打。不振の打線のカンフル剤としてファームから吉村を昇格させ、5番で起用したものの2三振と不発。打線の組み換えも機能しなかった。

 これで4月は完封負け8試合。中日とは今季5試合でまだ1点しか取れていない。投手陣は3点以内に抑えている試合が4試合もあるだけに打線の奮起が何よりも現状打破につながるが、中日投手陣に見下ろされている雰囲気は簡単に変わりそうもない。

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2012年4月30日のニュース