杉内 自責点0でも移籍後初黒星「先に点を与えて…」

[ 2012年4月8日 06:00 ]

<神・巨>好投も打線の援護がない巨人・杉内(左)は阿部に肩を抱かれる

セ・リーグ 巨人0-1阪神

(4月7日 甲子園)
 巨人・杉内は自責点0で移籍後初黒星を喫した。初回に二塁・藤村の失策でピンチが広がり、内野ゴロの間に失点。ソフトバンク時代からの自身の阪神戦連続無失点は18イニングで途切れたが、そこから追加点は許さなかった。

 5回1死からは54年の大友工、03年の久保の球団記録に並ぶ7者連続三振。昨年10月8日のオリックス戦(ヤフードーム)でも記録しており、両リーグでの7者連続三振達成は史上初の快挙となった。

 「(記録は)全く分かってなかった。負けたら意味がない。こういう雰囲気の中で先に点を与えてしまったことが反省点です」。左腕は、打撃不振で連敗中のチーム状況を思いやって静かに語った。ワースト記録更新の打線と対照的な記録的好投でも、最悪の流れは断ち切れなかった。

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2012年4月8日のニュース