京都、開幕5連勝!先制される展開にも慌てず終盤逆転

[ 2012年4月8日 20:38 ]

4回途中から今季初登板し、初勝利を飾った京都・大倉三佳

女子プロ野球 京都4―2兵庫

(4月8日 神戸総合公園サブ球場)
 京都が終盤の大逆転で開幕5連勝を決めた。今季、初めて先制された展開にも京都は慌てることなく2点で食い止め、後半勝負に持ち込んだ。

 6回、京都打線はそれまで完璧に抑えられていた兵庫先発・植村の疲れを見逃さなかった。先頭の四球を足がかりに、3番・三浦、4番・川端の連続安打で無死満塁。4回途中から登板し、今季初勝利投手となった5番大倉の中前2点適時打で同点。尚も1死二、三塁から、7番・田中がこの日2安打目となる右翼線2点二塁打で逆転に成功した。

 最後は塩谷が2イニングを締め、今季3セーブ目を挙げるなど改めてチームの層の厚さを見せつけた。

 あと一歩で勝利を逃した兵庫は、肩の故障から復帰したコーチ兼選手の川保麻弥がいきなり2安打発進。チームの士気が高まり、明るい材料は増えてきた。

 ▼京都・大倉三佳の話 同点にした場面は打席に入る前に佐々木監督から「いつもセンターを向いて打ってる方が、いい結果を残しているぞ」と一言アドバイスをくれたのでそれを意識して、それだけを考えて入りました。その思い通り打つことが出来たと思います。投げる方はかなり緊張しました。とりあえず、低めに丁寧に自分の持ち味を生かそうと思って投げました。

 ▼京都・田中朋子の話 逆転打は打った瞬間はちょっと覚えてないんですけど、良かったです。ボールがバットに当たったらライトに行ってたんで良かったです。

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