涌井　守りに入り連敗…渡辺監督「エースらしくない」

＜西・ソ＞白星ポロリ!?初回２死、西武・涌井は、内川の打球をグラブからこぼすも投ゴロに打ち取る

パ・リーグ 西武２－４ソフトバンク

（4月7日 西武Ｄ）
　西武の涌井が５回途中６失点でＫＯされた開幕戦に続く黒星となった。

　２回には松中に対しての４球目が２段モーションと判定されて反則投球となったが、「（宣告した三塁塁審の）気の迷いでしょ。気にしてない」とこの回を３者連続三振。しかし、「点を取ってもらって守りに入ってしまった」と、味方が先制した直後の５回に２失点した。結局、７回３失点。涌井自身は「（開幕戦と比べて）半歩前進かな」としたが、渡辺監督は「勝ち目を知らない。エースらしくない。こういう試合は彼が抑えないと。それだけのお金をもらっているはず」と手厳しかった。

　▼西武・中島（４回に通算１５０号本塁打）うまくバットに乗せられた。（本塁打を）勝ちにつなげたかったね。３連戦で１つは勝たんと。

　▽中島（西武）通算１５０本塁打　７日のソフトバンク２回戦（西武ドーム）の４回に岩崎から放って達成。プロ野球１５７人目。初本塁打は０３年８月５日のダイエー戦で寺原から。