広島 31年ぶり3戦連続完封勝利 球団記録に並ぶ

[ 2012年4月8日 06:00 ]

<D・広>8回を無失点に抑え今季初勝利を挙げた広島・バリントン

セ・リーグ 広島1-0DeNA

(4月7日 横浜)
 広島はマエケンの快挙の流れをバリントンが受け継ぎ、5連勝を飾った。8回を4安打無失点。「マエケンの後?プレッシャーはなかった。先発陣が好投を続けているので、その輪に入ろうと思った」。

 初回を3者連続の見逃し三振に打ち取ると、7回までテンポ良くわずか69球。0―0の8回1死一、二塁のピンチも連続三振で切り抜け、来日最多の10奪三振をマークした。9回に待望の1点が入り、その裏は守護神サファテにマウンドを譲った。

 チームは3試合連続完封勝利。81年8月に福士敬章、山根和夫、金田留広でマークして以来、31年ぶりに球団記録に並んだ。「点が入らない中で辛抱強く投げてくれたことに価値がある」と大野投手チーフコーチ。昨季チームトップの13勝を挙げた優良助っ人は、2年目もやってくれそうだ。

 ≪広島球団記録は34イニング連続無失点≫広島が5日巨人戦から3試合連続完封勝利。連続完封勝利のプロ野球記録は11年中日の5試合だが、広島では81年以来31年ぶり4度目の球団タイになった。また、4日巨人戦の6回からは31イニング連続無失点を継続中。チームでは79年8月の34イニング連続が最多となっており、8日のDeNA戦で球団記録に挑戦する。なお、ここ5試合の失点は0、1、0、0、0と1点だけ。5戦4完封はチーム初、5戦合計1失点も60、86年の2失点を下回る最少記録。

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2012年4月8日のニュース