ミレ&バレ アベック弾!鬼門ナゴヤDでの連敗止める

[ 2012年4月8日 06:00 ]

<中・ヤ>先制弾を放ったヤクルトのミレッジ(左)は決勝弾のバレンティンと笑顔で勝利を喜ぶ

セ・リーグ ヤクルト2-1中日

(4月7日 ナゴヤD)
 ミレで始まりバレで終わった。ヤクルトが助っ人のふた振りで連敗は3でストップ。「最高だよ。高めを狙っていていい結果になった」。同点の9回2死。左翼上段に決勝ソロを叩き込んだバレンティンが声を弾ませた。

 ナゴヤドームは6連敗中の鬼門。特にV争いが佳境だった昨年10月には4連戦4連敗を喫した。そんな嫌なムードの中で、バレ砲が土壇場で会心の一撃をぶちかました。初回には新助っ人のミレッジが、川上から来日1号ソロ。ナショナルズ時代の09年4月11日、ブレーブスに在籍していた川上には3打数無安打2三振に抑え込まれていた。「その時はどんどんストライクを取りに来た。だから早めに仕掛けた」。2球目のカットボールを左翼へ。助っ人の競演で中日の連勝を止め、チームは勝率5割復帰。バレンティンは「2人で切磋琢磨(せっさたくま)して楽しく野球をするには、お互い努力して結果を残す必要がある」と力を込めた。

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2012年4月8日のニュース