木佐貫 「超緊張」も今季初登板、初先発で2年ぶり完封!

[ 2012年4月8日 20:30 ]

完封で今季初勝利を挙げ、ガッツポーズするオリックス・木佐貫

パ・リーグ オリックス2-0楽天

(4月8日 京セラD)
 オリックスの木佐貫が無四球で散発の4安打に抑え、今季初登板で10年6月29日の楽天戦(京セラ)以来となる2年ぶりの完封勝利を挙げた。

 開幕投手候補にも挙げられながら、開幕から3カード目での先発。腰痛の寺原が出場選手登録を抹消され、急きょ巡ってきたマウンドだったが「このチャンスは絶対に物にしてやろう」と臨んだ試合での快投。「超緊張していました」といいながらも、散発4安打、無四球で三塁を踏ませない快投を見せ、わずか95球で完封。「自分は球数が多い方なので、びっくりしています」と笑った。

 昨年は自身初の開幕投手を務めたものの5月20日の広島戦戦まで勝利を挙げることができなかった。それだけに「早いうちに勝ちがついてほっとしている」と表情を緩めた。。岡田監督は「ローテに入るよ。きょうみたいな投球をしとったら外されへんよ」と喜んだ。

 打線は2回に捕手・伊藤の犠飛で先制し、3回に大引の適時打で加点した。

 楽天は下柳が6回2失点と粘ったが、攻撃が振るわず三塁を踏めなかった。

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