鳥谷　ＦＡ権行使なら争奪戦　ソフトバンクなど数球団調査

＜広・神＞８回、鳥谷は丸のニゴロで併殺を完成させる

　阪神の鳥谷敬内野手（３０）が２４日、今オフに国内ＦＡ権を行使する可能性があることを明かした。

　球団側は全力を挙げて慰留に努める構えだ。生え抜きの主力に対して、最大限の誠意を示す考えで、最大４年の複数年契約を用意している。

　一方で、ソフトバンクなど数球団が水面下で調査を進めており、ＦＡ権行使なら複数球団が名乗りを上げるのは確実な状況だ。

　今オフは海外ＦＡ権を取得したソフトバンクの川崎やポスティング・システム（入札制度）を利用しての移籍を希望する西武の中島ら、主力遊撃手の米球界流出が予想される。選択肢は国内だが、鳥谷もまた新天地を求めるのか。動向に注目が集まる。