真弓監督が辞任記者会見「監督の力がなかった」

[ 2011年10月25日 18:02 ]

辞任の記者会見に臨む阪神の真弓明信監督

 阪神の真弓明信監督(58)は25日、大阪市内の阪神電鉄本社で辞任の記者会見に臨み「なかなか期待に応えられず、非常に悔しい思いをしているし、おわびを申し上げたい」と時折声を震わせながら話した。今季4位でクライマックスシリーズ(CS)進出も逃し、成績不振の責任を取った。次期監督には和田豊打撃コーチ(49)の就任が確実となっている。

 契約を1年残してユニホームを脱ぐ真弓監督は「監督の力がなかったのが一番」と敗因を挙げ、ファンに向けては「最後まで熱い応援で勇気をもらえたし、幸せに思った」と感謝した。

 真弓監督は岡田彰布監督(現オリックス監督)の後を受けて2009年から指揮を執り、1年目は4位、昨季は1ゲーム差の2位。今季は68勝70敗6分けで2シーズンぶりに勝率5割を切った。

 球団では続投の既定路線から一転し、CS進出が消滅した今月16日に辞任を発表していた。

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2011年10月25日のニュース