ヤクルト 土壇場で逆転、サヨナラ勝ち!

[ 2011年10月25日 22:23 ]

9回、サヨナラ打を放ち、ナインに祝福されるヤクルト・福地(奥)

セ・リーグ ヤクルト2-1広島

(10月25日 神宮)
 9回1死まで無安打のヤクルトだが、この日登録されたばかりの藤本が初安打となる二塁打を放った。気落ちした前田健を攻略し、最後は代打の福地がサヨナラ打。小川監督は「いい形で終われてよかった。ノーヒットノーランは覚悟していた」と苦笑いで話した。

 今季出番の少なかった藤本は「誰かが打ってくれと思っていた。宮本さんにスライダーを狙えと言われた」と話した。勝負を決めた福地も故障が続き不本意なシーズンだった。小川監督は「よく打ってくれた」とベテランの意地をたたえた。窮地から逆転した1勝は本拠地で巨人と戦うCSファーストステージを前に、明るい兆しと言える。小川監督は「CSで巨人と中日を倒して、日本シリーズをこの舞台、神宮で戦えるように頑張ります」とファンに誓った。

 ▽福地(代打でサヨナラ安打)「ゴリ(石井)の引退試合で、いい形で送ってあげようと思った」

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2011年10月25日のニュース