東洋大姫路野球部員が飲酒　友人がブログに写真投稿

　今夏甲子園で８強入りした兵庫・東洋大姫路の３年生野球部員（１８）が友人宅で酒を飲み、２４日付で謹慎処分になったことが高校への取材で分かった。同校によると今月９～１０日、中学校の同級生４人と一緒に自分の誕生会を開いた際、同級生宅の冷蔵庫に入っていた酒を飲んだ。

　同席した同級生の一人がインターネットのブログに当時の様子と写真を投稿。匿名の投書が兵庫県高校野球連盟に寄せられて発覚した。高校が事情を聴いて部員は飲酒を認めた。同部員は甲子園では試合に出ず、スタンドで応援していた。

　ネットで発覚した野球部員の飲酒問題は、８月に今夏甲子園で準優勝した青森・光星学院の野球部員３人が、自らのブログに昨年１２月に帰省先で飲酒したことを書き込んだことで事実が発覚。同校が３人を停学処分として、出場が決まっていた山口国体を辞退。日本高野連は同校野球を厳重注意処分としていた。