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鳥谷FA権行使を示唆「手を挙げてくれる球団あれば」

[ 2011年10月25日 06:00 ]

<広・神>8回、鳥谷は丸のニゴロで併殺を完成させる

 阪神の鳥谷敬内野手(30)が24日、今オフに国内FA権を行使する可能性があることを明かした。

 8年間在籍したチームへの愛着を示しながらも、他球団の評価にも興味を示した。流出なら、クライマックスシリーズ(CS)出場を逃したチームにとっては大きな痛手となる。球団は最大限の誠意を持って引き留める方針。最大4年の複数年契約を提示する構えだ。

 鳥谷は「まだ(シーズンが)終わったばかりなので、何も考えていない」と前置きした上で、FAについて「もしも手を挙げてくれる球団があるならば、率直に意見を聞いてみたい気持ちもある」と話した。

 今年9月3日に国内FA権を取得した。CS進出を懸けた試合が続く中、自らの去就については封印してきたが、この日、今季最終戦を終えたことで初めて胸中を明かした。今季も3番打者として、2年連続で打率3割をキープ。05年から7年連続で全試合出場を続け、堅実な守備でもチームに貢献してきた。

 30歳を迎え、心技体に充実する。だからこそ、新天地で勝負してみたい気持ちもある。一方で、プロ入りから8年間を過ごした阪神への愛着もある。今季は4位に低迷。真弓監督の解任も目の当たりにし、責任は感じている。

 「阪神にはここまで育ててもらった恩義もあるし、熱い応援をしてもらってきたファンにも感謝しています。素晴らしい仲間たちと来年こそは優勝したいという思いも強い」としながらも、鳥谷は「FAするかしないかを含め、時間をかけてゆっくり考えたい」と話した。

 ◆鳥谷 敬(とりたに・たかし)1981年(昭56)6月26日、東京都生まれの30歳。埼玉・聖望学園では3年夏に甲子園出場。早大では2年春に史上最速タイの3冠。4年秋は首位打者を獲得。同期の青木(ヤクルト)、由田(オリックス)らとリーグ戦4連覇に貢献した。03年ドラフト自由枠で阪神入団。昨季は自身初の打率3割を達成。1メートル80、80キロ。右投げ左打ち。

 ≪FA宣言の流れ≫FA権を行使する場合は、日本シリーズ(11月12日開幕)終了の翌日から土、日曜日と祝日を除く7日間以内に、在籍球団へ通知を行う。申請手続き締め切り日の翌日に、コミッショナーからFA宣言選手として公示され、さらにその翌日から在籍していた球団以外との契約交渉が解禁となる。

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