ふくおかフィナンシャルグループ4年ぶりV

[ 2011年10月25日 06:00 ]

<ふくおかフィナンシャルグループ・青木信用金庫>ナインに胴上げされる請島監督

スポニチ主催高松宮賜杯第55回全日本軟式野球大会1部最終日 ふくおかフィナンシャルグループ2―1山形市役所、ふくおかフィナンシャルグループ4―1青木信用金庫

(10月24日 埼玉県営大宮公園野球場など)
 埼玉県営大宮公園野球場などで24日、準決勝2試合と決勝が行われた。決勝は、ふくおかフィナンシャルグループ(福岡)が青木信用金庫(開催地)を4―1で下し、福岡銀行の名称で全国制覇した07年以来4年ぶり2度目の優勝を飾った。攻守に活躍し、優勝の原動力となった福嶋辰弥捕手(24)が最優秀選手賞を獲得した。

 ふくおかフィナンシャルグループは準決勝、決勝と2試合連続逆転勝ちで頂点に立った。青木信用金庫との決勝は初回に1点を失ったが、直後の1回裏に4番・矢裂(やざき)の左前打で同点とすると、4回1死二塁では6番・福嶋が右越え三塁打を放って勝ち越し。小宮―日高―沢田の継投も決まって歓喜の瞬間を迎えた。全員が銀行員のため練習は土、日曜と、月に2回の夜間練習だけ。福岡銀行の名称で優勝した07年以来の美酒に、内野邦博総監督は「投手がよく投げた」と感激していた。

 ▼青木信用金庫・松沢真監督(地元・埼玉代表として奮闘も初の頂点には届かず)ここまで来られるとは思っていなかった。悔しいが、選手はよくやってくれた。

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2011年10月25日のニュース