首位と5・5ゲーム…3安打の福留「優勝争いなんてまだ早い」

[ 2011年9月3日 12:08 ]

ロイヤルズに勝利し、チームメートと拳を合わせるインディアンス・福留(左)

インディアンス5―4ロイヤルズ

 インディアンスの福留孝介外野手は2日、カンザスシティーでのロイヤルズ戦に「2番・右翼」で出場し、5打数3安打だった。内容は右越え安打、右前打、二ゴロ、左前打、中飛で打率は2割9分1厘。チームは5―4で勝った。

 福留は1回、技巧派左腕チェンのカーブを捉えてフェンス直撃の右越え安打。「芯を食ったけど、打球を追いながら(球が)回転してないのが分かったから(フェンスは)越えないと思った」。後続の適時打で先制の得点を記録すると、3回にも右安打で出塁して得点し、7回にはこの日3安打目を左前へ。5試合連続安打と好調な打撃で勝利に貢献した。

 首位タイガースとのゲーム差は依然5・5ゲーム。「優勝争いなんて、まだ早い」と笑うが、中日時代に何度も優勝争いを経験しているベテランは、自らも活躍してつかんだ勝利に「次につながればいい」と満足そうだった。(共同)

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2011年9月3日のニュース