岩瀬 プロ野球史上初の通算300セーブ!

[ 2011年9月3日 18:27 ]

広島戦で今季24セーブ目を挙げてプロ野球史上初の通算300セーブを達成し、谷繁(右)と握手する中日・岩瀬

 中日の岩瀬が3日、マツダで行われた広島戦で、5-2と3点リードの9回に登板し、3人をきっちり抑えて今季24セーブ目。プロ野球史上初の通算300セーブを達成した。

 1日の試合では、失点しセーブ獲得に失敗しただけに、ガッツポーズで節目の記録への喜びを表した岩瀬だが、お立ち台では「前回(1日の阪神戦)失敗してしまったので、きょう決めたかった。落合監督になってから抑えを任され、ここまでの数字を出せてよかった。ほっとしている」と笑顔を見せた。300セーブに対しては「今のところピンと来ない」としながらも「とりあえず、これで記録のことは考えなくていいかな。まだ(シーズンを)やっている段階。終わったときに(喜びに)浸りたい。支えてもらっている人が多すぎるので、感謝したい。これからじっくりじわっと来ると思います」と語っていた。

 岩瀬は愛知・西尾東高から愛知大、社会人のNTT東海(当時)を経て1999年にドラフト2位で中日に入団。プロ13年目の今季は6月16日のソフトバンク戦で通算287セーブに到達、プロ野球記録を更新した。

 日米通算では、佐々木主浩(元横浜)が米大リーグ、マリナーズ時代の129セーブと合わせ、日本選手最多の381セーブをマークしている。

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