「沢村ハンター」田中　Ｖ打で本領発揮

＜ヤ・巨＞５回２死三塁、勝ち越しの中前適時打を放つ田中浩

セ・リーグ ヤクルト４―２巨人

（9月2日 神宮）
　「沢村ハンター」ヤクルトの田中が本領を発揮した。

　まずは２点を追う３回２死一、二塁から、「簡単に打てる投手じゃないので確率の高い方法を考えた」と右方向へ適時打。同点に追いついた５回２死三塁ではスライダーをはじき返して、中前へ決勝の適時打を放った。沢村には今季１７打数６安打で打率・３５３。自身８月１３日の阪神戦（神宮）以来となる打点を挙げ、「みんなで“絶対勝つ”と臨んだ試合。タイムリーは久々すぎてうれしかった」と相好を崩した。

　▼ヤクルト・青木（５回に右中間へ同点三塁打）三振かヒットのつもりでした。本当に気持ちだけです。