初回の１本だけ…イチロー　最後は３球三振

アスレチックス戦の１回、右前打を放つマリナーズのイチロー

マリナーズ２―９アスレチックス

　マリナーズのイチロー外野手は２日、オークランドでのアスレチックス戦に「１番・右翼」で４打数１安打。右前打、二ゴロ、遊ゴロ、空振り三振で打率２割７分４厘。試合は２―８で敗れた。

　イチローは１回の１打席目に右前打。２ストライクからの内寄り直球を鋭いライナーで運び、右翼手が後逸する間に一気に三進。次打者のニゴロの間に先制のホームを踏んだ。

　しかし、快音が聞かれたのはこの回だけ。味方投手陣が制球難で試合は大味な展開になり、イチローも最後の打席では３球三振だった。ウェッジ監督は「最初にうまく点を取れたが、その後は相手にかわされた」とさばさばと話した。（共同）