自責0も3敗目 佑ちゃん反省「ああいう場面はしっかり抑えないと」

[ 2011年9月3日 17:40 ]

7回途中、降板する日本ハム先発・斎藤(右)

パ・リーグ 日本ハム2―3オリックス

(9月3日 京セラD)
 日本ハム・斎藤が3日、京セラドームでのオリックス17回戦に先発し、6回1/3、3失点。粘りの投球も3連勝はならず、7月11日の楽天戦(札幌ドーム)以来の3敗目を喫した。

 8月20日(札幌ドーム)に続き、対オリックス戦の連勝を狙った斎藤。味方に早々と2点の援護をもらい、同球場初のマウンドに上がった。初回に、1死一、二塁のピンチを招くがT-岡田を遊直併殺打に仕留めて無失点スタート。2回には1死から李スンヨプにレフトへの二塁打を打たれたが、後続を抑えた。

 しかし、3回無死一、二塁から味方のエラーで1点を献上すると、1死一、三塁からT-岡田の中越え二塁打で同点とされ、さらにバルディリスの左犠飛で勝ち越しを許した。

 4回、2死から走者を出したが踏ん張り、5、6回も得点圏に走者を背負うが、変化球を使い分けて切り抜けた。

 7回、1死二塁としたところで、降板。石井にマウンドを譲った。

 93球と粘りの投球。3失点したものの、失策が絡んで自責は0で、斎藤も「投げている感覚は悪くはなかった」。それでも、逆転された3回を振り返り「(3点目を献上した)犠飛の球は高かった。ああいう場面をしっかり抑えなければ」と反省しきりだった。

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2011年9月3日のニュース