7試合ぶりの打点がサヨナラ打 稲葉「もっと早く来て!」

[ 2011年5月28日 16:57 ]

セパ交流戦 日本ハム1―0広島

(5月28日 札幌ドーム)
 快音を発した打球はセンターのはるか頭上を越えていった。延長11回、待ちに待っていた日本ハム・稲葉の7試合ぶりの打点が勝利を決めるサヨナラ打。ベンチから飛び出してきたファイターズナインに「もっと早く来てほしかった」冗談を言うくらい気分は最高だった。
 6回満塁の好機で見逃し三振。「不甲斐ないバッティングをしてしまった。なんとか取り返したかった」。

 今季初先発で好投した吉川に勝ち星をつけてやれなかった申し訳ないという気持ちをなんとか払しょくできる場面を待ち、11回の1死一、二塁。「打席に入るまでおいしい場面だ、と自分に言い聞かせた」結果、集中力を発揮して好球を逃さず、自身6度目のサヨナラ打となった。

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2011年5月28日のニュース