慶大主将 優勝と3冠王で両手に花だ!

[ 2011年5月28日 06:00 ]

 東京六大学野球の伝統の一戦、早慶戦が28日から行われる。勝ち点を挙げれば2季ぶり33度目の優勝が決まる慶大は、ドラフト候補の伊藤隼太主将(4年)が、優勝と3冠王の両獲りを誓った。

 4番の伊藤は打率・457、4本塁打、15打点で打撃3部門のトップに立つ。3冠王を獲得すれば、07年秋の田中幸長(早大)以来、戦後13人目の快挙となる。「数字は考えないようにしてますが、今まで通り打てば、終わったときに獲れていると思う」と自信を見せた。目指すは勝ち点5の完全優勝で、2季ぶり33度目の美酒を浴びることしかない。連敗だと立大優勝だが、1勝2敗でも優勝決定戦。優位な立場は変わらないが、江藤省三監督は「怖いですよ。選手一人一人を見たらウチよりレベルが高いですから」とライバル早大の底力を警戒していた。

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2011年5月28日のニュース