岩田、仙台で同じ病患う小中高生らを激励 

[ 2011年5月28日 12:38 ]

仙台市の病院で1型糖尿病患者らを激励し、じゃんけん大会をする阪神の岩田

 阪神の岩田稔投手が28日、仙台市の病院で東日本大震災の被災者を含む1型糖尿病患者33人とその家族を激励した。同じ病を患う同投手は小中高生らと接し「こういう会を開けたのはすごくうれしい。何か自分にできることはないかと考えていた」と話した。

 シーズン中の異例の訪問は、楽天との交流戦を前に実現。家が流されたり、避難所生活のストレスで血糖値が上がる患者はいたが「すごく前向きな気持ちが伝わった」と、子どもたちの明るい笑顔に感激していた。

 現在は1勝5敗と勝ち星に恵まれていない。患者を勇気づけるためにも左腕は「勝ちがほしい」と決意を新たにした。

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2011年5月28日のニュース