岩隈痛み消えず…復帰が交流戦後にずれ込む可能性も

[ 2011年5月28日 06:00 ]

 疲労性の右肩痛で再調整している楽天・岩隈久志投手(30)の復帰が、リーグ戦再開となる6月24日以降にずれ込む可能性が出てきた。

 同投手は17日の巨人戦(Kスタ宮城)に先発し、右肩の変調を訴えて5回39球で降板。翌日に出場選手登録を外れ、最短であれば、28日の阪神戦で復帰予定だったが、この日からチームを離れ2軍施設でリハビリに専念することになった。25日には捕手を立たせてブルペン投球を行ったが、患部の痛みは消えなかったという。

 佐藤投手コーチは「腕が遅れてきた時には肩に引っかかる感じがあるみたい。本人が痛いと言っているのに、無理させるわけにはいかない」と説明。過去にも右肩を故障していることで慎重になっている岩隈の心中も考慮し、同コーチは「交流戦は6連戦があるわけではないので、投手には多少余裕もある」と万全の状態になるのを待つ意向を示した。

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2011年5月28日のニュース