夏の甲子園決勝 節電で開始は午前9時半

[ 2011年5月18日 18:13 ]

 日本高野連は18日、大阪市内で第93回全国高校野球選手権大会の臨時運営委員会を開き、決勝開始を午前9時半にすると発表した。同選手権大会の決勝を午前中に行うのは史上初めて。一日の試合数が2試合の準々決勝、準決勝は午前8時に開始する。電力消費がピークを迎える午後1時から午後3時までの試合を回避するため。

 照明設備を使う夜間試合を避けるため、開会式のある初日を除く、1回戦から3回戦までも午前8時に始める。渡辺雅隆大会本部長は「全国的に節電への配慮が求められている。要請があったわけではなく、主催者としての判断」と説明した。

 開会式は予定通り午前9時から行い、今春の選抜大会では時間短縮のため行われなかった入場行進を実施。鳴り物による応援の自粛もしないという。開会式には被災地の野球部員を招待し、球場で流す大会歌「栄冠は君に輝く」を収録した岩手、宮城、福島3県の高校生の一部が合唱する。

 大会の収益の一部は高校の課外活動復興への義援金とし、募金活動も検討している。選手が使用するヘルメットには「がんばろう!日本」のシールを貼り、復興へのメッセージを送ることになった。

 3県高野連には、地方大会で使用するボール代などとしてそれぞれ500万円を支援する。

 大会は兵庫県西宮市の甲子園球場で49校が出場して8月6日から15日間行われる。

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