帆足 ピンチで踏ん張り3勝目

[ 2011年5月15日 18:34 ]

パ・リーグ 西武3―1ソフトバンク

(5月15日 ヤフードーム)
 西武の帆足はピンチで踏ん張った。打線が2死満塁の好機をつぶした直後の六回2死二、三塁から暴投による振り逃げで1点差とされたが、流れは渡さなかった。満塁となってから代打の松中を直球で空振り三振に仕留め、七回途中1失点で3勝目をマークした。

 帆足は唯一の失点の場面についても「(捕手の)銀仁朗も若いし、引きずらないように抑えようと思った」と頼もしい。同一カード3連敗を阻止し、左腕は「どうしても勝ちたいという気持ちで臨んだ」と胸を張った。

 ▽渡辺監督(帆足に)「粘りが身上。走者は出すが、どれだけ粘れるか。8安打で1点に抑えたのが一番の勝因」

 ▽グラマン(九回を三者凡退で2季ぶりセーブ)「こういう場面で使ってもらって、信頼を取り戻すためにも絶対に抑えたかった」

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2011年5月15日のニュース