脇谷 2軍降格 原監督「あれを内野安打にしているようじゃね」

[ 2011年5月15日 07:23 ]

セ・リーグ 巨人4-5広島

(5月14日 マツダ)
 巨人1点リードした8回2死一、三塁。打者・鶴岡の場面で重盗のサインに一塁走者・亀井が走る。捕手・石原は二塁に投げると見せかけ、シュルツに送球したが、これに三塁走者・脇谷が引っかかり、三本間で挟まれアウト。岡崎ヘッドコーチが「球が低かった」と振り返ったように、低い送球は投手がカットすることを想定し、自重しなければいけなかった。

 「俺の口からは言えない」と下を向いた脇谷は、9回の守備でも先頭・東出のボテボテの三塁ゴロで送球の際に握り直し、内野安打とした。指揮官は「あれを内野安打にしているようじゃね。(ロメロの)リズムが狂った」と指摘。打撃でも打率・181と精彩を欠いており、試合後には円谷との入れ替えで、2軍降格が決まった。

 戦力として不可欠な存在だからこそ口調も厳しくなる。ミスで負けた試合を今後の糧にしなければいけない。

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2011年5月15日のニュース