巨人サヨナラ負け 原監督「守れなかったからこうなった それが全て」

[ 2011年5月15日 06:00 ]

<広・巨>9回2死満塁、石原(後方左から2人目31)に死球を与え、サヨナラ負けを喫するロメロ(手前)

セ・リーグ 巨人4-5広島

(5月14日 マツダ)
 目を覆いたくなるような結末だった。1点リードの9回、7試合連続無失点と安定していた巨人の守護神ロメロがまさかの大乱調。1死満塁から暴投で追いつかれると、最後は2死満塁で石原への初球が死球となり、今季2度目のサヨナラ負けとなった。

 今季初の3連勝と借金完済を逃した原監督は「1点勝っている状況で守れなかったからこうなった。それが全て」と厳しい表情だった。

 阿部、高橋由に続き、小笠原まで戦線離脱。この日は鈴木を今季初の1番、21歳の藤村を2番に起用し、小笠原の代役に5年目の田中大を「7番・一塁」でプロ初スタメンに抜てきした。苦しい布陣の中でもラミレス、長野、亀井の3本塁打などで主導権を奪ったが、ミスが命取りになった。

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2011年5月15日のニュース