マリナーズ6連敗…頼みのイチローも無安打

[ 2011年5月15日 06:00 ]

インディアンス戦の4回、四球で出塁後、フィギンズの一ゴロで二封されるマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ4―5インディアンス

(5月13日 クリーブランド)
 マリナーズが浮上できない。

 13日(日本時間14日)のインディアンス戦で抑えのリーグがまたも炎上。2試合連続の逆転サヨナラ負けで、今季2度目の6連敗となった。頼みのイチローも、先発カルモナの緩急をつけた投球に3打数無安打。借金は今季ワーストに並ぶ7となり、エリク・ウェッジ監督は「最後のアウトを取るまでが本当に難しい」と力なく話した。

 勝利が遠い。4―2で迎えた9回。左翼手ペグエロが2つのライナーの目測を誤る大失態(記録はともに二塁打)で1点を返されると、ハフナーに中越え逆転サヨナラ2ランを被弾。リーグは4試合連続救援失敗で、チームも最近4戦で3度のサヨナラ負けだ。

 今月6日には借金を1まで返し、イチローも「去年までと比べると、なかった形がたくさん見えている。結果を出すことで自信をつける段階」と手応えを口にしていた。しかしそこから6連敗で、気づけば今月は3勝8敗。過去5年間で4、5月を連続で負け越したシーズンは、全て地区最下位に沈んでいる。本来の守護神アーズマは右肘痛のため復帰は早くても7月。苦悩は続く。

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2011年5月15日のニュース