坂本5号だ2安打3打点 マエケン攻略に成功

[ 2011年5月15日 16:17 ]

5回巨人1死二塁、坂本が左越えに2ランを放つ

セ・リーグ 巨人4―3広島

(5月15日 マツダ)
 巨人が坂本の活躍で接戦を制した。

 坂本は3回に先制の右前適時打。さらに5回には5号2ランを放った。内角高めの速球を振り抜くと、打球は左翼席後方のネットを揺らし、3回の先制打と合わせ2安打3打点で、同世代のライバル、前田健を打ち砕いた。

 巨人は阿部、高橋由、小笠原と故障者が相次いでいる。亀井も右手薬指骨折で登録を外れる見込み。非常事態の中で「すごく苦しいときだけど、僕が引っ張っていけるように頑張りたい」と自覚をにじませる。

 小笠原の不振の影響で、12日の横浜戦から3番を任されている。原監督が「発展途上。まだまだ伸びる」と言う22歳。チームの浮上には、この男の活躍が欠かせない。

 グライシンガーが5回2失点で今季初勝利。広島は前田健が5回4失点で2敗目。八回に1点差に迫ったが反撃も及ばなかった。

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2011年5月15日のニュース