腫れがひどい状態…死球の小笠原が登録抹消

[ 2011年5月15日 06:00 ]

広島から羽田空港に到着し、車椅子に乗って迎えの車に向かう巨人・小笠原

 13日の広島戦(マツダ)で左ふくらはぎに死球を受けた巨人の小笠原道大内野手(37)が14日、出場選手登録を抹消された。球団から公式発表はないが、打撲とみられる。

 この日は午前9時40分ごろ、松葉づえをついて広島市内の宿舎からタクシーに乗り込んで広島空港へ。全日空機で羽田空港に移動し、車椅子で到着ロビーに姿を現したが「病院に行きますか?」との報道陣の問いかけには「まだ何も…」と答えたのみだった。球団関係者によると、病院で検査を受けた結果、骨に異常はないが患部の腫れがひどい状態という。

 今季は通算2000安打を5日に達成したが、打率・195、1打点と不振が続いていた。復帰が6月にずれ込む可能性もあり、原監督は「しっかりと治すことに専念してもらいたい。チーム、本人にとってそれが最善策」と語った。

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2011年5月15日のニュース