ソフトの細川全開!好リード&決勝打で快勝

[ 2011年2月27日 06:00 ]

<ソ・広>3回無死二塁で、先制の中前適時打を放つソフトバンクの細川

オープン戦 ソフトバンク1―0広島

(2月26日 ヤフードーム)
 ソフトバンクの正捕手候補・細川が攻守に存在感を示した。守っては若い2投手を7回無失点と好リード。22歳の先発・山田が4回1死から栗原に甘い直球を投じると、ベンチで「栗原を打たせたら相手が勢いづく」と失投を戒めた。逆に21歳の岩崎がピンチを招くと、すかさずマウンドに駆け寄るなど積極的に動いた。4回2安打無失点と好投した山田は「まるで先生みたい」と早くも全幅の信頼を寄せる。

 細川も「2人とも要求通りに投げてきてくれた。いい会話ができたと思う」と手応えを口にした。打席でも3回無死二塁のカウント2―2からベンチの「右打ち」サインに中前打で応じ、両軍通じて唯一の打点を叩き出した。昨年オフにフリーエージェント(FA)権を行使して西武から移籍。細川は着実にチームの中心となりつつある。 

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