高浜“恩返し”2安打も「1軍1軍とは考えていない」

[ 2011年2月27日 17:15 ]

4回阪神2死三塁、高浜が右前に適時打を放つ

オープン戦 阪神4―0オリックス

(2月27日 春野)
 阪神・高浜が2安打1打点。「きょうも積極的にバットを振ることができた」と納得の表情だった。3回は144キロの直球を引っ張って右越え二塁打。4回の2打席目は追い込まれてからチェンジアップを右前へ運んだ。真弓監督も「速い球にも対応できる。打席で粘れているのがいい」と満足げだった。

 横浜高から高校生ドラフト1巡目で入団した4年目の21歳。当時の指揮官だった岡田監督がくじを引き当て入団したが、膝の故障などでここまで1軍での出場はない。この日は“恩師”のオリックス岡田監督の前で活躍し「今までけがをして元気に野球をしている姿を見せられなかった。1軍1軍とは考えていない」と、プレーする喜びを控えめに口にした。

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2011年2月27日のニュース