横浜のエース斎藤闘志！「甲子園で東海に勝つ」

センバツ出場が決まり、横浜ナインが喜びを爆発させる

第８３回選抜高校野球大会（３月２３日から１２日間・甲子園）

　【神奈川・横浜】ライバルの東海大相模とのアベック出場にエース斎藤は一層、闘志を燃やした。

　「甲子園では自分が投げて東海に勝ちたいんです」。昨秋の神奈川県大会では東海大相模を５―２で下したが、登板したのは１年生の山内。その後の関東大会では、先発の機会を与えられず悔しい思いを味わった。現在も以前のフォームを取り戻すため試行錯誤を繰り返しているが「甲子園までには絶対間に合わせます」と登板を誓った。

　▼レッドソックス・松坂（横浜ＯＢ。９９年卒）　甲子園でできるだけ多くの試合を戦って、この先の経験につなげてもらいたいですね。０６年以来の優勝を目指して頑張ってほしい。米国から活躍を楽しみにしていますし、僕も母校の勝利で弾みをつけてシーズンに臨みたいです。

　≪横浜のＯＢ３人も歓喜≫センバツ出場を決めた横浜ＯＢの横浜・石川、筒香、荒波も母校の吉報を喜んだ。３人ともに、甲子園常連校の主力として全国の舞台を経験。それだけに５季ぶりと、チームにとって久々の甲子園切符は待ち遠しいものだった。３人の中ではプロ７年目と先輩格の石川は「みんなで相談して、チームに何か送ろうと思います。（センバツが）楽しみです」と笑顔だった。