中島　笑顔の２億８千万円、メジャー移籍は今季後検討

西武の中島は、契約を更改し笑顔を見せる　

　西武・中島が、西武ドーム内で契約更改交渉に臨み、３０００万円増の年俸２億８０００万円プラス出来高でサインした。

　交渉では今オフのポスティング・システム（入札制度）でのメジャー挑戦をあらためて訴え「シーズンが終わったら真剣に検討してくれると球団から話をしてもらいました」と、移籍実現への手応えを語った。

　昨年１２月７日の第１回交渉で金額提示はなかった。その後は代理人が球団側と４度交渉し、ポスティングの話も詰めていた。前田康介球団本部長は「シーズンが終わってから。（移籍を容認する）書面はありません」とし、昨年同様に口約束であることを強調したが、交渉の席を設ける見込みだ。キャンプ前に契約を終えた中島は「今年は毎日、最後まで出られるようにしたい。チームが勝つことを優先してやっていく」と２年ぶりのフルイニング出場と日本一奪回を目標に掲げた。