右ひじ不安なし 上原きっぱり「クローザーを奪う」

[ 2011年1月29日 16:35 ]

東京都内で自著のサイン会を行うオリオールズの上原浩治投手

 米大リーグ、オリオールズの上原浩治投手は29日、2月14日からのキャンプに向け「クローザーを奪う」との明確な目標を掲げた。

 上原は昨季、後半戦途中から抑えを務め、13セーブを挙げた。しかしチームは昨季ブルージェイズで37セーブを記録したグレッグ投手を補強。抑えの座を勝ち取らなければならない立場となった。

 故障歴のある右ひじの不安は完全になくなり、すぐにでも投球練習を始められる状態だという。精力的なトレーニングで体を絞るなど順調に仕上がっている。

 この日、東京都内でサイン会を行った上原は「スポーツの世界は成績を出さないと認めてもらえない。プロ13年目だが、そういう気持ちは今年が一番強い。危機感を持ちながらも、わくわくした気持ちがある」と熱意を示した。

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2011年1月29日のニュース