論戦となった近畿6校目は加古川北が滑り込む

[ 2011年1月29日 06:00 ]

第83回選抜高校野球大会(3月23日から12日間・甲子園)

 【センバツ選考事情】地区大会成績順の選考が目立つ中、論戦となったのが近畿6校目。最終的には昨秋兵庫大会1位と実力評価は高いが、地区大会初戦敗退した神戸国際大付ではなく、大阪1位の大阪桐蔭を破り、優勝した天理にも食い下がった加古川北が滑り込んだ。

 中国・四国の5校目は21世紀枠から回った総合技術が、四国3番目の高知をしのいだ。

 神宮枠を得た関東・東京は関東5番目評価の前橋育英と東京3番目の八王子を比較。「東京3校への抵抗感ではなく純粋な戦力比較」で前橋育英が当選となった。

 21世紀枠は委員15人が東・西で順位を付けて投票。東日本は佐渡、大館鳳鳴、遠軽の上位3校で審議し、再投票で佐渡。西日本は近年実力を蓄えてきた城南が西都商をしのいだ。大接戦の3校目は「高校野球らしさを培っている」と大館鳳鳴を選んだ。

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2011年1月29日のニュース