新燃岳噴火で巨人 宮崎への移動便変更を検討

[ 2011年1月29日 06:00 ]

<巨人・自主トレ>灰を吸い込まないように手で口を覆って球場を後にする内海

霧島山新燃岳爆発的噴火

 27日から巨人の選手が合同自主トレ中の宮崎県総合運動公園でも、わずかながら降灰が見られた。球団関係者や報道陣の車のフロントガラスにも、目視で確認できる量の灰が落ち、内海も「言われたら気になりました。のどに違和感があった」と顔をしかめた。

 現時点ではグラウンドに灰が積もるほどではないため練習への支障はない。この日もランニングやノックなどは予定通り屋外で実施した。ただ、30日には原監督以下、スタッフらが宮崎入りする予定だ。この日、宮崎入りした球団関係者は鹿児島空港経由で車で移動しており、清武英利球団代表は「監督、コーチについては鹿児島や福岡から入るとか考えないといけない」と対応策を説明。29日の状況をふまえて最終決定する。練習に関しては木の花ドームがあるため1軍練習は支障が少ないが、清武球団代表は「いろんな場合を想定して考えている。噴火の状況を見極めて考えたい」と慎重に対応する意向を示した。

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2011年1月29日のニュース