関東王者の浦和学院・小林主将　堂々の優勝宣言

第８３回選抜高校野球大会（３月２３日から１２日間・甲子園）

　【埼玉・浦和学院】昨秋の関東大会王者らしく堂々の優勝宣言だ。６年ぶり７度目の甲子園出場が決まった小林主将は「父母の方々や学校関係者の方に感謝を示すには勝つだけ。その気持ちを持って全国制覇したい」と話した。センバツでの埼玉県勢の優勝は６８年春の大宮工のみ。小沢友紀雄校長は「野球部が頑張ったことと、頑張る仲間を応援できる２つの喜びがある。ぜひ優勝を勝ち取ってもらいたい」と期待を寄せた。

　＜茨城・水城　１年生４番の萩谷　ライバルに勝って初勝利だ！＞１年生４番の萩谷がライバルたちとの対戦を熱望した。昨夏の甲子園には４番として出場したが、ほかにも田村（報徳学園）、萩原（九州学院）ら１年生が活躍。「田村から安打を打ちたいですね。萩原にはパワーで勝てないと思うので、打率や勝負強さで負けないようにしたい」。初戦で敗退した昨夏に続く２季連続出場となるが「今度は勝ちたいです」とまずは初勝利を誓った。