また清田だ!今度は満塁一掃V適時三塁打

[ 2010年11月3日 06:00 ]

<ロ・中>4回裏2死満塁、清田は走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、三塁上でガッツポーズ

 【ロッテ7-1中日】シリーズ男だ!日本シリーズ第3戦は2日、舞台を千葉マリンに移して行われ、ロッテが7―1で中日に快勝。2勝1敗とした。同点の4回に清田育宏外野手(24)が満塁一掃の決勝適時三塁打。ラッキーボーイとなっている新人が第1戦の同点弾に続く大仕事をやってのけた。先発の渡辺俊介投手(34)が無四球完投勝利を飾るなど、1カ月ぶりに帰ってきた本拠地で強さを見せつけた西村ロッテ。千葉の強烈な追い風を受け3日の第4戦で一気に王手をかける。

【試合結果
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 狙い通りだった。同点の4回2死満塁。清田は2ボールからの3球目、142キロ直球が真ん中高めに来たのを逃さなかった。中越え三塁打で3点勝ち越し。三塁に滑り込むと、右拳を振り回して喜びを爆発させた。
 「2ボールだし、ゾーンを高くして真っすぐ一本に絞って待っていた。たまたま、そこに来ましたね。一発で仕留められたのは良かったです」
 中日先発の山井は変化球の制球に苦しんでおり、ストライクが欲しい場面。直球が来るのを確信し狙い打った。レギュラーシーズン最終戦の10月1日、オリックス戦以来となる千葉マリン。満員のファンを沸かせ、逆転勝利を呼んだのはルーキーらしからぬ冷静な読みと勝負強さだった。

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2010年11月3日のニュース