早大の次期エース!?無名の1年生152キロマーク!

[ 2010年11月3日 09:07 ]

 東京六大学野球リーグ秋季新人戦第1日は2日、神宮球場で1回戦2試合が行われ、第2試合は9回に救援した早大の小山田拓夢投手(1年)が、自己記録を4キロも更新する最速152キロをマークして、チームの5―2の勝利に貢献。第1試合では法大が東大に10―3で大勝。4日の準決勝は早大―立大、慶大―法大の対戦となった。

 早大無名の右腕・小山田が来春のエース候補に名乗りを上げた。3点リードの9回に3番手で登板すると、初球に150キロを計測。7球目には自己最速となる152キロをマークした。13球中4球が150キロ超えの圧巻の投球で3者凡退で片づけた。古河三(茨城)3年夏は県大会1回戦で敗退。リーグ戦の登板経験もないが、斎藤、大石、福井が抜ける来年に向け「きょうは全力でいった。いい投球ができた」と納得の表情を浮かべていた。

 <法大 甲子園準Vメンバーの伊藤が“猛打賞”>常葉学園菊川出身で08年夏甲子園の準優勝メンバーの伊藤慎(2年)が、3安打3打点の大暴れで存在感を見せつけた。鳴り物入りで入学するも、大学野球の高いレベルについていけず、ここまでベンチ入りすらなし。金光監督から「スイングスピードを上げろ」と課題を指摘されてきたが、この日は鋭い当たりを連発。「過去の実績は捨てました。試合に出られるようにアピールしたい」と力強く話した。

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2010年11月3日のニュース