早大4季ぶりV 斎藤 大記録逃した後5失点

[ 2010年11月3日 13:04 ]

慶大に勝って優勝を決め、大喜びで抱き合う捕手市丸と大石の早大バッテリー

 東京六大学秋季リーグ戦、早大―慶大の優勝決定戦は3日、神宮球場で行われ、早大が10―5で勝ち、4季ぶり42度目の優勝を飾った。

 半世紀ぶりの両校の優勝決定戦に慶大戦2試合で2得点の早大は打順を大幅に変更。これが当たり、初回に6安打を集中して3点を先制。以後も得点を重ね、7回まで先発全員、毎回の安打を放ち、追い上げられた9回にも押し出しと相手の失策で試合を決定付ける3点を入れた。
 早大先発の斎藤は8回1死まで無安打投球も、一塁手が邪飛を落球した後、初安打を許すと4連打を浴び3点を失い、さらに4番伊藤のフェンス直撃の中越え2点三塁打で2点を与えた。早大は2番手大石にスイッチ。見事な火消しで流れを断ち切った。
 慶大は8回に意地をみせたが、9回には投手登録の選手が誰もいなくなり、最後で力尽きた。

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2010年11月3日のニュース