村田 初のFA交渉でダウン提示も「悩む」

[ 2010年11月3日 06:00 ]

練習後、ファンにサインをする村田

 今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した横浜の村田修一内野手(29)は2日、秋季キャンプを行っている鹿児島・奄美大島で前日にシーズン終了後初のFA交渉を行ったことを明かした。

 「球団には残ってほしいと言われた」というが、権利行使については態度を保留。交渉の席では、FA権を行使しない場合の来季年俸を提示され、2億6000万円からダウン提示となったもよう。今季は打率・257、26本塁打に終わった村田は「自分の中で納得していれば決断も早くなる。周りが考えているほど甘い権利ではないと思っている。(今回は)手を挙げず、いい成績を残したタイミングで挙げるのがいいのか悩む」と揺れる胸の内を明かした。

 佐藤球団常務はFA宣言後の残留も容認する方針。「熟慮して返事をさせていただきたいということだった」とし、村田の決断を待つ姿勢を示した。

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2010年11月3日のニュース