慶大「伝説」入りへムード最高潮!

[ 2010年11月3日 06:00 ]

大一番を前に、取材陣に応える江藤監督(左)

 【東京六大学野球優勝決定戦】19年ぶりの春秋連覇を狙う慶大は、横浜市内の同大グラウンドで約3時間汗を流した。

 早慶戦ではドラフト1位トリオ全員に本塁打を浴びせて連勝しただけにムードは最高潮だ。大一番を前に江藤監督は「えらいことをやるんだなあと思う。試験勉強を終えて、あとは当日を待つ感じかな」と自信たっぷり。50年前は「伝説の早慶6連戦」としてリーグ史に残る。優勝決定戦に勝利すれば「伝説の3連勝」となるだけに「そうなれば50年後も語られるのかな。オレはその時何歳だ?」と68歳の指揮官はおどけた。

 キーマンは3年生4番の伊藤だ。アジア大会(12日開幕、中国・広州)に唯一大学生で選出され、優勝しても明治神宮大会(13日開幕、神宮ほか)には出場しない。「先輩たちと一緒に戦う最後の試合。最高の形で終わりたい」と慶大は気合十分だった。

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