東野 ブラ砲に感謝?「緊張取れた」

[ 2010年10月17日 06:00 ]

<神・巨>4回、新井を遊ゴロにしとめた東野は小さくガッツポーズ

 【巨人3-1阪神】巨人の東野が大一番で先発の役目を果たした。

 5回2安打1失点。2回にブラゼルに先制弾を許し、3回も投手の能見に四球を与えるなどしてピンチを招いたが、5回までを最少失点に抑え、ポストシーズン初勝利を挙げた。今季はチームトップの13勝も、7月以降は3勝6敗と失速。それでも今季阪神戦4試合で2勝、防御率2・11の好相性もあり、大役を務めた。「短期決戦で1戦目を任されたので、勝つのが宿命だった。(ブラゼルの)一発で緊張が取れた。責任の回数は投げられてよかった」と東野。83球で降板したため、ファーストSが3戦目までもつれた際は、中継ぎで待機する可能性もある。

 ▼巨人・山口(8回途中から登板し、9回も締めてポストシーズン初セーブ)いつもと違う緊張感だったけど、思い切っていこうと思った。

 ▼巨人・ゴンザレス(2番手で2回2/3を無失点)いいプレーで守ってくれた野手に感謝。先発と中継ぎで準備の仕方は違うが臨機応変にいきたい。

 ▼巨人・亀井(3回に暴投で二塁を陥れる好走塁)僕みたいな選手は、ああいうプレーをしないと。点につながって良かった。

 ▼巨人・松本(7回にブラゼルの飛球をダイビングキャッチ)何とか食らい付いていった。先頭打者を出すのと出さないのとでは、全然違う。

 ▼巨人・篠塚打撃コーチ(能見には)これまでボール球を振らされることが多かったが、各打者がしっかり対策を立てて甘い球を打った。

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2010年10月17日のニュース