8人同時ブルペンで横浜投手陣立て直す!

[ 2010年10月17日 06:00 ]

 今季12球団ワーストのチーム防御率4・88に沈んだ横浜投手陣を“秘密兵器”で立て直す。

 31日から秋季キャンプを実施する鹿児島・奄美大島は、約3億5000万円をかけスタンド増設、芝生の張り替えなど名瀬運動公園市民球場を改修。中でも目玉は8人が同時に投げられるブルペンで、時間的な効率も上がり、多人数で投球することで競争意識も高まる。「本気で投手力を強化しないと。いいブルペンがあるんだから徹底的にトレーニングを積んで力を伸ばしてほしい」と加地球団社長。尾花監督ら首脳陣の前で、参加予定の27投手をフル回転させて技術向上を図る。

 横浜の球団買収交渉を進める住生活グループの潮田会長も「シンボリックな意味合いを持つには強くないといけない」と既に戦力強化へ言及。身売りが表面化しても、チーム力を高めるという課題は変わらない。

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2010年10月17日のニュース