チロリンズ、レッドゾーンらが初戦突破

[ 2010年10月17日 06:00 ]

 高松宮賜杯第54回全日本軟式野球大会2部(主催・スポーツニッポン新聞社、全日本軟式野球連盟)は16日、秋田県横手市のグリーンスタジアムよこてなど5会場に32チームが参加し、1回戦16試合を行った。ともに初陣となったチロリンズ(長野)、レッドゾーン(東京)が全国1勝を挙げたほか、地元秋田の4チームがそろって初戦を突破。17日は2回戦、準々決勝が行われる。

 ≪チロリンズ打線爆発!全国1勝≫【チロリンズ12-4長工クラブ】13安打12点とチロリンズ打線が爆発した。2回1死一塁から7番・岩垂(いわだれ)の中越え二塁打や敵失などで5点を奪うと、4回にも集中打で3点を入れ試合を決めた。監督兼エースで4番の斉藤直は「かなり緊張したが、いつも通りの野球ができた」と笑顔。拠点とする長野・安曇野市の農産物直売所「ちろりん村」にちなんで命名されたチームが見事に初陣を飾った。

 ≪川島完投!レッドゾーン逆転勝ち≫【レッドゾーン7-2ちゃら~ず】レッドゾーンが逆転で初陣を飾った。初回に失策などで2点を献上したものの、4回に連打と敵失で一挙5点。先発の川島主将も尻上がりに調子を上げて3安打で完投し、増田監督は「序盤はバタバタした。勝ててよかった」と安どの表情を浮かべた。「残れるところまで残りたい」と、東京勢として89年のスリーボンドURC以来21年ぶりとなる全国制覇を目指す。

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2010年10月17日のニュース