関学大 勝ち点落とし35季ぶり優勝逃す

[ 2010年10月17日 21:55 ]

 関西学生野球リーグ第7節第2日は17日、京都市のわかさスタジアム京都で関学大―関大の2回戦を行い、勝ち点を挙げれば35季ぶりのリーグ制覇だった関学大は関大に3―5で敗れて勝ち点を落とし、優勝を逃した。関学大は7勝4敗の勝ち点3で2位が確定。優勝争いは勝ち点3で並ぶ同大と立命大の2校に絞られた。両校は24日からの最終節で対戦する。

 関学大は投手陣が精彩を欠き、35季ぶりの優勝を逃した。チームをけん引してきた蒔野、飛嶋の二枚看板を登板させたが5失点。清水監督は「(二人は)無駄な四球が多すぎる。勉強することがある」と厳しく指摘した。
 2007年春の3位を最後に下位に低迷。今季は終盤まで優勝を争い、1、2年生が多いチームは貴重な経験を積んだ。指揮官は「4、5位ばかりでいきなり優勝というのはね。常時、上位に入っていかないと」と今後を見据えた。

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2010年10月17日のニュース