ポストシーズン男だ!小笠原3安打2打点

[ 2010年10月17日 06:00 ]

<神・巨>5回、右前に適時打を放つ小笠原

 【巨人3-1阪神】やはり頼れるのは、この男だ。巨人の3番・小笠原が決勝打を含む3安打2打点。「CSだからといって変えたことはない。この感じを大事にしたい」と手応えを口にした。

 坂本のソロで同点とし、なお1死二塁で決勝の左前打。5回2死三塁では右前打で貴重な追加点を挙げた。初回は四球、8回は中前打を放ち、全4打席で出塁。シーズン最後の10試合で39打数6安打、打率・154と失速したが、これで日本ハム時代も含めた04年からのプレーオフ、CSの通算成績は打率・362、4本塁打、15打点となった。重圧の中で結果を残した不動の3番に対して原監督も「試合のポイント?3点目が大きかった」と賛辞を贈った。

 「あしたの試合も100%の集中で、みんなで戦うだけ」と小笠原。会心の笑みは、日本一連覇の瞬間までとっておく。

 ≪V打3度は最多タイ≫小笠原が決勝打を含む3安打2打点の活躍。小笠原の日本ハム時代を含むプレーオフ、CSの通算成績は17試合で打率・362、4本塁打、15打点。得点圏打率は・556(18打数10安打)と驚異的な数字だ。通算15打点は前後期制時を含めウッズ(中)18打点、スレッジ(日)17打点に次ぎPO、CS歴代3位タイ。また小笠原は06年第1S(2)戦、08年第2S(2)戦でもV打。通算3度は得津(ロ)ウッズ、和田(西、中)里崎(ロ)、スレッジと並び最多タイとなった。

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2010年10月17日のニュース