立大、連勝で今季初の勝ち点!法大は逆転でタイに

[ 2010年10月13日 06:00 ]

力投を見せた立大先発・岡部

 東京六大学野球は12日、神宮球場で2回戦2試合が行われ、立大が東大を7―0で下し、連勝で今季初の勝ち点を挙げた。また、法大が多木裕史内野手(2年)の2安打3打点の活躍もあり、明大に8―5で逆転勝ち。1勝1敗のタイとした。

 <立大>今春は3勝を挙げエース格として活躍した岡部が、5試合目の登板で今季初勝利を挙げた。「ずっと調子は悪くなかったんですけど、春より体重移動が早くなっていたので間を置くようにしました」。初回に許した1安打のみの8回無失点の投球を満足そうに振り返った。今週末には首位の早大と対戦する。今春は7回を3安打2失点と好投しているだけに「相性は悪くない。この調子でいけば、いい試合ができる」と力強かった。

 <法大>打線の集中打で逆転勝ちした。0―1の2回に6安打で5点を奪い逆転すると、4回にも2死満塁から多木が走者一掃の右中間二塁打。今季から4番を務める多木は「春に比べて状態はいいです」と2安打3打点の結果に胸を張った。首位を走る早大を追うために今カードで勝ち点は落とせない。金光監督は「ウチが勝ち点を取ることで早大さんにプレッシャーがかかる。あすは加賀美に頑張ってもらいたい」とエースにすべてを託した。
 ▼明大・善波監督(先発の)西嶋は球が高く、切れがなかった。あすは総力で粘りたい。

続きを表示

2010年10月13日のニュース