横浜買収へ、住生活G会長「シンボリックな対象」

[ 2010年10月13日 06:00 ]

都内にある、住生活グループ本社の入ったビル

 ◆住生活グループ・潮田会長と一問一答

 球団を保有するメリットについて
 ――リクシルという新たなコーポレートアイデンティティーを今年スタートさせていただいたが、ゼロからということで認知がなかなか進んでいない。(球団を買収すれば)1年ないし、2年くらいでわれわれが目標としているリクシルという言葉の知名度が上がる。いい話ではないか。もう一つは社員、お客さまが多岐にわたる集合体ですので一つのシンボリックな対象が欲しかった。鹿島アントラーズも一つですが、トステムということで全体には使われていなかった。アントラーズは今後も継続していくわけですが、もっとインパクトの大きい野球ということで(買収の)検討に入った。
 デメリットについて
 ――シンボリックな意味合いを持つには強くないといけないが、現状必ずしもそういう状態ではない。それが一つリスクというか、どうすれば球団が強くなるか未知数。
 主力の村田、内川が今季FA権を取得したが
 ――この場で申し上げると勇み足。この場では控えさせていただきたい。
 チーム名をどう考えているか?
 ――トステムの方で考えることになるが、フランチャイズの問題と密接な関係がある。フランチャイズ自体がどの土地とどうお付き合いするか決まっていない。ですから当然流動的。

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2010年10月13日のニュース